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REPORTS

最近のリーフチェック報告

大浦湾 ハマサンゴ産卵確認(7/24)

昨晩7/24に名護市大浦湾の塊状ハマサンゴ海域において、ハマサンゴの産卵が確認されました。メンバーは会員のY.Nさん、ダイビングチーム「すなっくスナフキン」のN.Sさん、O.M.さんの3名です。放卵放精時間は21:30-22:10の間でした。
7/25 琉球新報夕刊より
「ハマサンゴが産卵 普天間移設先北側の大浦湾2008年7月25日」
米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古地先の代替施設建設予定地から北側約3・5キロメートルの大浦湾で、塊状(かいじょう)ハマサンゴ群集の産卵が24日午後9時半から10時10分の間、確認された。沖縄リーフチェック研究会(安部真理子会長)メンバーが観察した。群集の付近では作業ヤードの建設が予定されている。
 群集の場所は大浦川から約500メートル沖。大きさは同会がチェックした範囲で少なくとも幅5メートル、長さ100メートル以上広がっているという。
 安部会長は「アオサンゴ同様、普天間代替施設の直接の埋め立て予定地ではないが、作業ヤード建設予定地付近なので影響を受ける。心配だ」と話した

※訂正
場所は大浦川から約500メートル沖ではなく、瀬嵩の浜より南へ約500メートル沖です
7/26、沖縄タイムズでも一面で報道されました

※訂正
写真撮影者は沖縄リーフチェック研究会メンバーではなく、ダイビングチーム「すなっくスナフキン」所属です

泡瀬干潟 ヒメマツミドリイシ産卵確認

6/21の夜、泡瀬干潟のヒメマツミドリイシの産卵を確認(by 泡瀬干潟を守る連絡会、沖縄リーフチェック研究会、NHK)。
ミドリイシの仲間では産卵の1−2時間前には卵が半分出かかったような状態に
なることが知られています。これをセッティングと呼びます。

セッティングの様子(昨年の写真です)
青い線で囲ったところには卵は入っていないので何も出てきていませんが、
赤い線内には多くの卵が半分出かかっている状態です。
そして本番!サンゴの枝から次々とバンドル(卵と精子の塊)が出てきます。
ふんわり海面に浮かび、波に乗って遠くに行きます。6/21の産卵時間は21:10-40でした。

6/22、NHK沖縄では産卵シーンが報道されました。

泡瀬干潟リーフチェック終了(5/24)!

今年2回目の泡瀬干潟のリーフチェックを、会員8名、泡瀬干潟を守る連絡会3名の参加のもと、無事終了しました。調査海域はヒメマツミドリイシが優占するHM海域です。前回の調査時(1月)より死亡しているサンゴが目立ちました。
 

最近のその他の活動報告

大浦湾アオサンゴ調査結果発表(東京)

大浦湾チリビシのアオサンゴ群集の調査結果をまとめ、昨日発表いたしました
この速報レポートは日本自然保護協会のウェブサイトからダウンロードできます。
「沖縄島・大浦湾における アオサンゴ群集 合同調査 レポート(速報)
 〜生物多様性豊かな辺野古・大浦湾の海〜」
・ 合同調査 レポート(速報)
・ 合同調査 レポート全文 (PDFファイル/1281KB)
会見の様子がQAB(琉球朝日放送)、OTV(沖縄テレビ)では昨晩放送されました。以下のウェブサイトより動画も見られるようになっていますが、動画は1週間ほどの掲載となっています。
1)自然保護団体 基地建設中止するべき
QAB(琉球朝日放送) 7/18放送
名護市の大浦湾でアオサンゴ群の調査を行ってきた自然保護団体のメンバーらが海域での基地建設を中止するべきだと訴えました。会見を開いたのは去年9月に発見された大浦湾のアオサンゴ群を3回に渡って調査してきた自然保護団体や大学の関係者です。メンバーらはこれだけの規模のアオサンゴ群が生息するのは世界的にも珍しいと指摘。基地建設による影響を述べました。国士舘大学文学部地理・環境専攻長谷川均教授は「恐らく現在の環境が大きく損なわれることは間違いないだろうと。生物の分布であるとか、生きようといいましょうか、生息数、その他、何らかの大きく変化が見られることは十分予想されると思います」と訴えました。またメンバーらは『世界海洋生物種アセスメント』でアオサンゴが絶滅危惧種2類に評価されたことも報告し生物多様性の保全の為にも基地を作るべきではないと訴えました。
2)東京で大浦湾のアオサンゴ群落を発表
OTV(沖縄テレビ) 7/18放送
WWFジャパンと日本自然保護協会が東京で会見を開き、名護市の大浦湾で見つかった貴重なアオサンゴについて発表しました。 会見は環境省の記者クラブで行われ、自然保護団体の担当者や国士舘大学の研究者などがアオサンゴ群落の発見について報告しました。沖縄リーフチェック研究会の安部真理子会長によりますと、アオサンゴ群落は長さおよそ50メートル、幅30メートルの大きさで、高さ10メートルほどの斜面に分布する珍しいものだということです。同席した国士舘大学の長谷川均教授は、これほど大きな群落は貴重だと話し、大浦湾の生物の多様性について今後も調査を続けたいとしています。
関連記事
沖縄タイムス7/19(夕刊)

琉球新報7/19(朝刊)

・ 読売新聞(7/19)沖縄・名護大浦湾のアオサンゴ群落、国内最大規模と判明
・ 読売新聞(7/20)大浦湾アオサンゴ群落は国内最大規模・・・自然保護団体など調査
・ 7/24NHK総合テレビ放送 「暮らしの中のニュース解説 『世界のサンゴ礁の危機』」 (解説委員 藤原正信さん)
・080722daily-yoiuri.pdf

第11回国際サンゴ礁シンポジウム(フロリダ7/7-11)発表終了

フロリダにて開催された第11回国際サンゴ礁シンポジウムにてポスター2件を発表終了いたしました。
日本各地で行われたこの10年間の代表的な地点におけるリーフチェックデータの発表と解析を「10 years ReefCheck Surveys in Japan(日本における10年間のリーフチェック調査)」と題しまとめ、時に沖縄本島と八重山諸島のリーフチェック結果の比較に焦点を置いた「ReefCheck Surveys in Japan Focus on Okinawa Area(沖縄海域におけるリーフチェック調査)」を別にまとめ、また後者には昨年9月に発見された大浦湾チリビシのアオサンゴ群集の3次元マップ作成方法も含めました。アメリカサイズでポスター展示場所が広かったので、写真にありますよう、周囲にできる限り多くの写真を展示しました。

沖縄島南部での平和の導線(仮称)整備事業に関する意見書提出(6/3)

沖縄県南部、喜屋武で計画のある「県道平和の道線(仮称)整備事業関する環境影響評価準備書」に対する
意見書(―主に海域生態系の見地から―)を本日提出しました。
文書は以下からご覧になれます。
http://reefcheck.net/ikensho2008/itoman_junbisho_iken_final.lzh